新しい都市農業のカタチをめざす「本当においしいもの届けます」。

浦田大志さん トマト

(うらたたいし / しばファーム)

  • 泉南
  • JA大阪泉州
  • トマト

あなたのお庭に畑を作ります

春から秋までは農作業で手一杯なので、なかなかできないそうだが、浦田さんが提案したいと考えているのが、個人宅に出向いて庭に畑を作ること、いわば造園業の畑版である。土作りから、栽培方法、肥料のタイミングなどを個人宅の庭で実践する提案だ。以前、熊取の畑の横のおばあちゃんに、畑を作ってあげて喜ばれたそうだ。

「あなたのお庭に畑を作ります」のターゲットは、本当においしい野菜を食べたいという人だ。土壌改良、マルチ張り、種まき、定植まで行う「お手軽コース」と、土壌改良から管理、収穫、撤去までトータルで作業をし、浦田さんが『マイ農家』になるという「とことんコース」を設定し、提案を増やしていきたいと考えている。

都市農業でできる可能性を広げたい

もっかの悩みは収量の増加にどう取り組むかだ。インスタ、Facebook、SNS、ホームページを活用し、販売先を確保している。とくにインスタでのメッセージを活用して販売を広げてきた。売り先は確保できているのだが、販売するトマトが少ない。トマト本来のうまみを出そうとすると、収量が減ってしまうのだ。

ハウスを増やし、農地を増やしたいのだが、なかなかいい農地が借りられない。トマトをもっと作るには、農地も人手もいる。春秋だけでなく、冬にも収穫できる品種のトマトも考えている。「農地が増えると人手もいりますよね」。納得のいく農作物を需要に見合うほどに栽培するには、地道な努力がいるのだ。

都市農業でしかできないやり方で、自分だけのパターンを構築していくのが目標だ。近くには消費者もレストランも多い。高品質でおいしいものを作れば、いくらでも売り先は確保できると考えている。

完熟のとりたてのおいしさをもっと知ってもらいたい。自分が消費者だったとき、大阪市内で買ったトマトに満足できなかった時の思い出が、ずっと心の底にあるからだ。

最初から「大阪府内で農業をする」と決め、作って売るだけではなく「自分が作りたいと思うもの」を作り、「自分が売りたい人」に売る。楽しくないことはしない。まだまだやりたいことは山ほどある。そんな浦田さんは、はたから見ても農業が楽しくて仕方なさそうだ。

「ただいま、農地を貸してくれる方、探しています」byしばファーム

【 取材者 】 湯川真理子

【 撮影者 】 田村和成

【 取材日 】 2019年6月20日

氏名 / ふりがな
浦田大志 / うらたたいし
生年
1973年(46歳)
農家歴
3年(2016年より就農)
前職 / 出身校
サラリーマン
組織名
しばファーム
役職
代表
従業員
1人(本人)
主な生産作物
トマト、キュウリ、空心菜、いちじく
耕地面積
5反
特徴
新規就農。作って売るだけではない新しい農業のカタチをめざし奮闘中。
理念
本当においしいものを都市部の人に伝えたい。
JAエリア
JA大阪泉州
購入方法
しばファームHP : https://sivajapan.jimdofree.com/
ホームページ
しばファーム : https://sivajapan.jimdofree.com/
SNS
Instagram : https://www.instagram.com/taishi_jp_osaka/
Facebook : https://www.facebook.com/profile.php?id=100007444983125

しばファーム

大阪府泉南郡熊取町

1 2

この記事をシェアする