大阪唯一のぶどう苗木屋直営農場。

乾健裕さん 大阪ぶどう

(いぬいけんすけ / 乾のぶどうガーデン)

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押忍!柏原葡萄道部

農業に携わると「子どもが憧れる仕事にしたい」という使命感がふつふつと湧いてきたという。農業はお金だけじゃない、人の繋がりがあっての職業である。鳥獣害や天災に悩まされることも多いが、自分なりに工夫ができて、伸び代が大きい仕事である、と眩しいほどのヤル気がみなぎっている。

自分が「ダサい!」と思ってきた農業を、次世代にはカッコいいと思ってもらえるような職業にしたい!と熱く語りながら、健裕さんの目に大きな涙が溢れた。

柏原市4Hクラブはぶどう農家の若手だけで構成されている青年農業者団体で、通称「柏原葡萄道部」を名乗る。葡萄道部では、「葡萄道」を「ぶどう農家が守るべき道」と位置付け、ぶどう栽培を通じて人格向上をめざすのだそうだ。さすがぶどう産地を牽引する若手農家の皆さん。「葡萄」と「武道」をかけたのは大阪の農家らしく、シャレっ気があって良い。

健裕さんが中心になってはじめた葡萄道部共同のぶどう園も今年で3年目になった。部員同士の切磋琢磨を図りながら柏原ぶどうの共同PRを行う聖地。

ジュワッとシュワッとデラ美味ハイボール

妻の賀奈子さんに大阪ぶどう、柏原ぶどうの代表格デラウェアの美味しい食べ方を聞いた。もちろん生でパクッと食べるのがぶどうの一般的な食べ方ではあるが、それだけでは面白くない。「炭酸やお酒にデラウェアを入れると美味しいですよ」そう聞いたので早速やってみた。

デラウェアの実と皮をプニッと摘み出し、コップにたくさん溜め込む。デラウェアはそもそも糖度が高いので余分な味付けは不要だ。冷凍庫でしばし凍らせて、焼酎と炭酸水を注ぐと、ぶどうエキスが効いたハイボールの完成。

大阪のご当地メニューに採用して欲しいほどの美味さである。ぜひお試しあれ。

取材日 2018/7/24

記 事 福島征二

写 真 ミヤギナミエ

氏名 / ふりがな
乾健裕 / いぬいけんすけ
生年
1983年生まれ
前職 / 出身校
NSC24期生
組織名
乾のぶどうガーデン
役職
園主
主な生産作物
ぶどう
正式な品種名
デラウェア / 巨峰 / シャインマスカット / バッファロー
JAエリア
JA大阪中河内
購入方法
乾のぶどうガーデン直売所 : https://i-budou.com/information/
ホームページ
乾のぶどうガーデン : https://i-budou.com/
SNS
Facebook : https://www.facebook.com/inuinobudougarden/
Twitter : https://twitter.com/inuibudou

乾のぶどうガーデン

大阪府柏原市国分東条町9-3

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