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地域農業の今後
自宅から圃場までは通勤農業の哲平さんだが、地域からの信頼を得たことにより、農園の規模は20か所、計1.5ヘクタールにまで広がっている。農園は雇用の受け皿にもなり、農業研修やWWOOF、枚方市の援農ボランティアの受け入れも行なっている。
「農地はこれまで誰かが守ってきたもの。今は自分だけれど、次は誰かにつないででも地域農業を続けていくのが良い」と哲平さんは熱く語った。子や孫など家族に限らず、「農地を守る人間」に繋いでいくことで地域農業は生き残っていくのだろう。
高齢化や担い手不足の地域に新規就農者を増やすため、耕作条件の良い土地を譲ることもある。地域農業について真剣に考えているからこそできることであり、なかなか真似できることではないだろう。
もっと料理に使って欲しい
サンマルツァーノリゼルバというイタリアントマトを味見させてもらった。細長いシルエットに肉厚で旨みたっぷりのこのトマト、生食でも美味しいが、「火を通すともっとおいしくなりますよ」と教えてもらった。
聞くと日本人のトマト摂取量は年間10kgほどだそうだ。世界平均は18kgで、100kg近く食べる国もあるという。日本ではトマトは生食で食べることが多く、料理に使う機会はまだまだ少ない。海外のように煮込んだり焼いたりソースにしたりと、もっと気軽にトマト料理を作ってもらえるように安定供給を目指す。これも哲平さんの地域活性化、食卓活性化の目標の一つである。
「大島さんのお野菜」は京阪電車 枚方市駅前の「枚方T-SITE」の「ころくや」で購入可能である。ほかにもJR学研都市線 松井山手駅前の「フレスト松井山手店」や「フレッシュバザール」などで購入できるそうだ。ぜひ一度そのおいしさを味わっていただきたい。
取材日 2018/7/26
記 事 福島征二
写 真 平塚正男
- 氏名 / ふりがな
- 大島哲平 / おおしまてっぺい
- 生年
- 1982年生まれ
- 農家歴
- 3年(2015年より就業)
- 前職 / 出身校
- 有機農家・橋本農園 / 龍谷大学国際文学部
- 組織名
- ひらかた独歩ふぁーむ
- 役職
- 代表
- 主な生産作物
- トマト
- 耕地面積
- 1.5ha
- JAエリア
- JA北河内
- 購入方法
-
枚方T-SITE「ころくや」 : http://real.tsite.jp/hirakata/floor/shop/korokuya/
フレスト松井山手店 : https://frest.jp/shop/matuiyamate.html
フレッシュバザール 枚方山田池店 : http://www.sato-kyoto.com/tenpo/detail.html?post=97
- SNS
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Facebook : https://www.facebook.com/HirakataDoppoFarm/
Blog : http://s071034.blog.fc2.com/
ひらかた独歩ふぁーむ
大阪府枚方市穂谷3-4