- 泉南
- JAいずみの
- しゅんぎく
- なにわ特産品
- 葉物野菜
関西は菊菜である
松本農園の菊菜(きくな)も人気が高い。春菊(しゅんぎく)の関西名が菊菜といわれ、大阪は千葉県に次いで全国第2位の出荷量を誇っている「なにわ特産品」だ。一般的には冬野菜であるが、松本農園では周年出荷される。
菊菜は鍋シーズンの具材として重宝されるが、朋子さんオススメの食べ方はサラダ。菊菜のほろ苦さがアクセントを加える。茎の無い菊菜だから歯ざわりも活きる味わいだ。「おひたしも定番であるが、茹で過ぎないほうがいい。」「味噌汁の具とするなら刻んだ菊菜を火を消してから加えるくらいで十分。」と、朋子さんの菊菜の食べ方には、こだわりが満載。
農業経営者としてさらなる飛躍を目指す
まとまった休みができたら北海道か沖縄へ旅行に行きたいと願う朋子さんであるが、「一週間がめちゃめちゃ早い」と普段は朝から晩まで、農業一筋で過ごしている。
朋子さんは、大阪府4Hクラブ連絡協議会の数少ない女性会員でもある。4Hクラブとは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進する4つの心情の頭文字「H」をとった若手農業者の組織だ。
また、農林水産省が進める「農業女子プロジェクト」のメンバーにもなった。全国の農業経営者との交流を通じて、日々成長するという朋子さんの夢は大きい。
「良い品物を安定して作りたい。取引先や消費者を大事にできる農家になりたい。」
未来を見つめる眼差しが素敵な生産者さんだった。
取材日 2018/6/28
記 事 福島征二
写 真 柴田久子
- 氏名 / ふりがな
- 松本朋子 / まつもとともこ
- 生年
- 1982年生まれ
- 前職 / 出身校
- 近畿大学農学部
- 組織名
- 松本農園
- 主な生産作物
- 小松菜 / しろ菜 / 水菜 / 春菊 / ほうれん草 / ワサビ菜
- 特徴
- 小松菜、しろ菜、水菜、春菊、ほうれん草、ワサビ菜、空芯菜、スイスチャードなどの葉物野菜を種まき時期を少しずつずらしながら周年出荷する
- JAエリア
- JAいずみの
- 購入方法
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農園近隣のイオン、スーパー万代、オークワ、コープなど
<惣菜店> 咲菜 イトーヨーカドーアリオ鳳店 : http://okayamafs.com/chisou/shop-sakana06-iy_ootori.html
- SNS
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Facebook (個人) : https://www.facebook.com/tomoko.matsumoto.1276
松本農園
大阪府岸和田市包近町