都市農業、挑戦の記録。

関西人はブルーベリーがお好き！？

喜一さんの農園では、お客さん一人当たり300～400gは食べて帰るそうだ。東海地方の有名ブルーベリー園の来園者動向と比べると3倍以上の消費量があるという。京都から来られた親子は毎年2、3回は通うという。熟度が一粒一粒に異なるブルーベリーの食べ頃を見極めて摘み取る。

熱狂的なリピーターの親子には説明不要。

数量限定こちらでも

この「たかつきベリーファーム」は観光農園なので、業者販売はしていないが、阪急高槻駅近くのJAたかつき農風館には出品している。生果、冷凍、ジャム、ジェラート、ジュースと充実したラインナップだが、数に限りがあるので注意が必要。

大阪駅北側のベーカリーとは唯一、飲食店取引をしている。芝田2丁目で行列のできるパン屋さん、あの「ROUTE271梅田本店」である。こちらでは旬の時期の特製パンとして喜一さんのブルーベリーを使用している。

お客さんからとても美味しいと評価されるが、まだまだ納得できていないという喜一さん。さらに美味しい味を追求していくとのこと。

取材日　2018／7／4

記　事　福島征二

写　真　ミヤギナミエ